投稿者: ryoichif
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【3月15日(日)〜21日(土) 休講のお知らせ】

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2020年3月7日(土)〜3月14日(土)休講について

ヨガを愛する、受講生の皆様へ
おはようございます。ヨガスタジオesse の淵江です。
ご存知の通り、今週1週間全てのレッスンを休講とさせていただく措置を取りましたが、
なかなか状況が好転していないようです。
【日本国内の感染状況】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
こちらの画像の通り
1日毎の感染者が増えている現状を考慮し、
2020年3月7日(土)〜3月14日(土)
の期間において、全てのレッスンを
延期とさせていただきたいと思います。
(ギリギリまで悩んでいたため、
日曜開催の100時間TTメンバーは直前の連絡となり申し訳ありません)
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よく「ブレない軸」の話をさせてもらっていると思います。
「軸なんかブレるから、そんな状態を目指す必要はない」と。
いま、世界中がとてもチャレンジングな状況に立たされています。
軸なんか、ブレまくりですよ。
政府の対応も、僕だって、ブレまくっています。
でもブレたっていいと、少なくとも僕はそう思っています。
ブレるからこそ、視点が広がることだってある。
その広がりを、未来に活かせばいい。
この時間がある機会に、自分の人生について、世界についてぜひ考えてみてください。
お仕事が大変な状況になっている方もいらっしゃると思います。
僕にお手伝い出来る事があるなら、ぜひ相談ください。
みんなで助け合えば何とかなることもあるはずです。
ジムのトレーニングと異なり、
ヨガは小さなスペースで、たとえヨガマットがなくても行うことができます。
ぜひ、日々の継続の大切さを思い出してください。
下記に、以前にアップしたことのある僕自身のフローの動画を貼り付けておきます。
練習の参考になれば幸いです。
こんな時だからこそ、免疫力向上にフォーカスしてみましょう!
・ヘッドアップ&ダウンの回数を多めに(→これがきっと一番大切です)
・ねじりのポーズを要所要所で行う(内臓機能の活性)
この2点を意識するだけで、効果は全く違ってきます。
ぜひ!
___________________________
僕も多くの方と、主にスケジュールの変更に関するやり取りが多い期間を過ごしています。
自身が感じていることは、
「本当の優しさとは、他人に対する想像力に比例する」
ということです。
◇
自分が健康だから、自分は何をやっても大丈夫。
それも一理あるかもしれません。
◇
でも、ちょっとだけ想像してほしいのです。
いま隣を歩いている人、またはその人の家族が、基礎疾患を持っている方かもしれない。
◇
これは、コロナウイルスに限りません。
◇
いま、とても急いでいる人(たとえその人が車でスピード違反をしていても)は
家族の急病のために病院へ駆けつけようとしているのかもしれない。
◇
いま、自分が理解できないような行動を取っている人は
誰にも言えない秘密を抱えたまま、頑張っているのかもしれない。
◇
いま、余裕そうに見える人は
そう見せることでしか気持ちを保てない状況に立たされているのかもしれない。
◇
見えている(つもりの)情報だけで、どうか判断しないでください。
あと少しだけ引いて、可能な限り広い視野で客観視しようとトライしてみてください。
これを僕は、ヨガから学ばせてもらっています。
◇
神様や仙人のような視野は僕だって出来る気もしませんが、
それでも世界を広く感じ、自分も広くある努力をしていきましょう!
◇
あと少し。きっとあと少しで、正しい行動を継続していけば事態は好転していくはずです。
僕はそう信じています。
◇
医療従事をされている方、多くの方と接するお仕事をされている方も
受講生の中に多くいらっしゃいます。
◇
どうかどうか、ご自身の体調にも十分に注意してお過ごしください。
◇◇
早くみなさんにお会いできる日を、心から楽しみにしています!
◇
◇
2020年3月7日(土)
ヨガスタジオesse 代表 淵江亮一
コロナウイルス関連につき、レッスン休講のご連絡

コロナウイルス関連につき、レッスン休講のご連絡
my practice 201910
今日はおよそ90分の動画が撮れたのでアップします。
現在の僕の練習内容がこちら。
日によって少し変わりますが、
だいたい日々、これらのアサナと向き合っています。
何か参考になることがあれば幸いです!
ふちえ
流れをつくる。

おはようございます。



この先生たちは一体、どんな時間を重ねて、こういうことが出来るようになっているのだろう?

いかがお過ごしですか?
ちょうど去年の今頃、
いまesseがある物件を見つけたことを思い出しました。
床はどうしようとか、音響は、とか。
色々と考えるのが楽しかったのを今でも覚えています(^^)
スタジオをオープンするにあたって、悩みなどは何もなく、
ただただ
「いい場所にできたら」
とだけ考えていました。
↑ これって、僕が普段レッスンでお伝えしている気持ちと同じなので、
「ああ、そう思えてよかったな」と振り返って強く感じています。
プライベートレッスンも述べ900名ほどの方に受講いただき、
たくさんの方の変化を共有させてもらい、
僕自身も少しずつ変わってきているのを実感しています。
なぜか昔のことを思い出したついでに、
自分のヨガに対する時間の積み重ね方も思い出しました。
これって、多くのヨギ・ヨギーニ(ヨガをする人のこと。例え初心者であっても)は
気になるところじゃないですか!?
自分が知っている先生/インストラクターが、一体どんな経験を積んで
今のようになったのか。
ヨガを始めた当時、僕は知りたかった。
「この先生たちは一体、どんな時間を重ねて、こういうことが出来るようになっているのだろう?」って。
でも聞く機会は実際なかなかないし、
その人の練習を見れるわけでもないし。
僕自身が良かったな、と自分の過去のヨガに思うこと。
それは、
「RYT200卒業時に考えたシークエンス」
にあると思っています。
当時のノートを見ても、これが非常によく構成されていて
僕自身、この最初に考えたシークエンスに少しずつ色々なアサナを加え
現在の形となっているのですが、
大まかな流れは一切変えていない
というところに大きなポイントがあると思っています。
変える必要があれば、経験に応じて変えてきたと思うのですが、
その全体的な流れは、変える必要がないと判断し続けてきました。
当時考えていたテーマは
・全身を使う
・徐々に深められるシークエンス
・無理なく、安全に
この3つです。
これを「みなさんに経験していただこう!」 と考えましたので
2019年7月21日(日)9:30-11:00 のグループレッスンは
「僕がRYT200卒業時に考えたシークエンス」
を行いたいと思います!
僕が考えてきたヴィンヤサ・フローのベースとなる、
全身をくまなく使うアサナの流れをシェアできれば、と思っています。
運動量は少なくはないけれど、
難しいポーズはなく、
誰でもチャレンジできるものです。
ご興味ある方はぜひ!!!
なんでヨガ?
例えば、釈迦の仏教でいう「出家」。
お寺に行き、髪を剃り、お経を唱え・・・
それらは確かに出家の中の「行為」の一部でありますが
本来の意味するところは、また別のところにあると思っています。
カースト制を余儀なくなれていた古代インドの人々の中に、
「支配するとかされるとか、そんなんじゃない人生の方がよいのでは?」
と経済的には裕福な家庭環境を飛び出した1人の少年。
のちに「目覚めた人=ブッダ」と呼ばれるその人の心は
「既存の枠・常識から脱すること」
があったはずです。
その先に、お経を唱え、修行をするなどの行為がついてくるのですが
あくまでそれらは後からついてきたもので。
そしてその「既存の枠」から脱した一番先に、
「涅槃」、つまり輪廻転生からも脱する極地があるとされています。
*涅槃(ねはん)・・・煩悩を滅尽して悟りの智慧( 菩提)を完成した境地のこと。生死を超えた悟りの世界。
とても簡単に書くと、
「もー! いろいろうっとおしいねん! もっと自由に生きようや、みんな!」
という気持ちの表れが、出家や修行という行為に表れているのだと思います。
逆にいうと、出家や修行などは
「自由を求める時間」
と言い換えることもできますね。
今度は、「革命」について。
Revolution.
辞書を調べると、「王朝が古きから新きに変わること」という意味の他に、
「被支配者層が支配層を倒し、彼らが政治的権力を握って、国家や社会組織の根本を変えること」
とあります。
まさに「不自由から自由へ!」という流れですね。
ヨガも、世の中には色々あるみたいで。
「ヨガはひとりで自分に没頭するものだ」
「ヨガこそ仲間と一緒の時間を過ごすものだ」
「膝の角度は90度で、目線は・・・」
「まずは合掌から。そして・・・」
「もっと腕をまっすぐ。もっと、もっとよ!」
「ひらすら呼吸に意識を・・・」
これはいつもレッスン生のみなさんにお伝えしているのだけれど、
ヨガの動きの基本とされる太陽礼拝ができたとされるのは1910年頃。
「動くヨガ」の歴史はその頃から始まっていて、
その前まではヤマ・ニヤマ(生き方の制御、みたいなもの)の実践を経た者だけが
アサナ(当時は座位が中心。代表例がパドマアサナなど)を取り組めたのだけれど、
その1910年頃を境に、
「みんな、もうちょっと気軽に体を動かして、健康になろうね!」
という流れができた。
逆にいうと、「動くヨガ」の歴史は2019年現在、およそ100年しか経ってない。
いま、色々とみんなで主張していることも、
例えば1800年代のヨギー達からしたら、
「へ? あんたら何言っちゃってんの?」
ってなることばかりなはず。
でも、こうやって変わってきた歴史の中に、
「もっと自由に!」
という気持ちがあったからこそ、色々な流れができてきたのだと思っています。
もっと、自由であっていいと思う。
そしてその自由を求める時間こそ、ヨガにも存在している。
自由な分、リスクや責任は自分で負うことになるけれど、
でも出家だって革命だって、自由を求めた結果、何かの行為を起してきた。
そして自由はいつだって、
既存の枠や常識とされることから逸脱していくこと。
「これはね、一般的には・・・」
「常識的に考えるとさ・・・」
「うちの会社のしきたりでは・・・」
そんなことも大事だけれど、あなたの自由も大事でしょ?
自由に生きるために、
見て、考えて、実践して。
あなたの自由は、あなただけのもの。
頑張りすぎると息が詰まるから、
だから呼吸をゆっくり、深く。
色々な枠やしがらみがあって、
そこに縛られてしまいがちな世の中だけれど。
でも、
あなたの体を通して感じた「気持ち良さ」こそ
自由の証なのだと。
今日もあなたの心と体が、
少しでも気持ち良くありますように。
keep breathing & peace, peace, peace ・・・
ふちえ
与えられるもの、ではなく。
古くからヨガは、
師から弟へアサナが伝授されてきています。
(Asana。僕はアサナと書くけれど、アーサナと言ったり、ポーズと言ったりすることの方が多いですね)
師:「よっしゃ、ボチボチ次のポーズにいってみっかー!」
弟:「あざーっす!今までのことを礎に、また新きに取り組んでみます!」
みたいな感じで。
このスタイル、不自由に見えるかもしれないけれど、
とっても安全で、とっても意味があると思っています。
僕自身はというと、
とある時期から完全に自分での練習に意味を見出してきたので
与えられるというよりは、自然発生的に(とか言いながら、本や映像で見た知識が前提にはあるのですが)
「お、もしかすると今日はこれができそうかも」
と思い、取り組んでみると、だいたい出来ることが多いので
さらにひとりでの練習に意味を見出すようになったりもしています。
アジャストをされた経験がほとんどないから、
自分でもたくさんの失敗をしていていますが
その失敗を経験とし、みなさんに安全で無理のない取り組み方を
お伝えできているのではないかとも思っています。
でも、たまにこんなことがあります。
レッスン生「先生、このポーズ、何としてもやりたいです!!!」
私「ぬぉ!!!! このポーズですか!? はい、やりましょう!
(内心・・・おいおい、言っちゃったよ。。。でもやったことないし・・・)」
そうなんです、内心、とっても衝撃を受けている時もあります。
でも、みなさんが目標とするものがあるなら、
一緒に叶えていきたいですから。
ワタクシ、誠心誠意、ガンバリマス。
で、ここから自分と改めて向き合うことに。
まずは自分でそのアサナと向き合ってみる。
理論的に考え、リスクを減らし、どのアサナとの組み合わせや進化・変化で
目標とするアサナに繋いでいくのか。
これを考える時間こそ、僕のヨガにとってとてもとても大切な時間。
身体の動きに、知性を与えていく時間。
Body Intelligence Yoga.
eka pada raja kapotasana (片足の鳩の王様のポーズ)
は、僕にとってそんなアサナのひとつ。
「やってみたいです!」
と言われて、「いいですよ!」と快諾し、
でもやったこともないから、
次に教えるまでに(1週間後)、ある程度の水準をクリアしたい私。
今までの失敗、経験、全てを考慮して、
身体の動きを分析し、見て、
そこからプランを考え、実践する流れを組みます。
(このアサナは、足が頭につくようになるのに5日ほどかかりました。)
師から。
弟から。
自分から。
本当に色々な「与えられるもの」があって僕たちは前に進んでいて、
きっと誰からとか、どこからというのはあまり大切ではなく、
一番大事なのは
「向き合った自分」「向き合える自分」「向き合おうとしている自分」
の存在なのだと
自分自身を振り返っても、
レッスン生のことを見ていても、
そう強く感じています。
「あの人が教えてくれた」という気持ちも
やっぱり大事ですよね。
僕もそういうものを抱いています。
でも実際に頑張っているのは、あなた自身だから。
僕はただ、少しのアドバイスをしただけ。
佐介(息子。3歳半。仮面ライダージオウと阪神タイガースが好き)は、
僕がやっているのを見て、
やり方も聞かず、いきなりハンドスタンドにチャレンジしました。
僕、何も言っていないんですよ。
で、2歳年上の姉に教える時に、
「ちゃうねん、お腹やねん」
とか言うんです。
もうビックリして。
彼は、自分でやってみて、「お腹の感覚」が一番大切だと分かったのですね。
彼は彼で、自分にしっかり向き合っていました。
ほんと、勉強になる。
なんだかとりとめなくなっちゃいましたけど、
一番お伝えしたかったのは、
先生も大事だし、師匠も大切だけど、
「頑張ろうとしているあなたが、一番尊い」
ということ。
ではでは、よき週末を!
ふちえ